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水性ワニス × カーボンナノチューブ

水性ワニスなら高濃度分散が可能

水だから実現できる、
意外な組み合わせ

今、世の中では電子機器の高性能化が進み、材料の高機能化が求められています。
私たちは、水性ポリイミドワニスを用いることで、NMP系よりも容易に高性能材料の高濃度分散や汎用樹脂への機能付与が可能であることを見出しました。
複合材料として水性ポリイミドを使うことで、様々な材料の限界を超えていきたいと考えています。

素材の限界を超えよう

水性ワニス ×
カーボンナノチューブ

単層カーボンナノチューブは、帯電防止性、強靭性、電磁波遮蔽能を付与するための添加剤として非常に優れた特性を持つ素材として注目されています。繊維状構造を持つため、凝集が起こりやすく均一な分散が難しいというカーボンナノチューブの課題を、当社の単層カーボンナノチューブ分散液は解決します。

UBEのカーボンナノチューブ分散液の特長

高濃度液の実現

CNT分散濃度と粘度の相関
従来の分散液では、ハンドリング性の観点からCNT濃度0.4~0.6wt%が限界

一般分散液より粘度が低いため、ハンドリング性を維持しながら高濃度化が可能。
当社分散液は、CNT濃度を1.0wt%まで高めても増粘しにくいことが特徴。

低コスト化

従来の分散液は分散コストの高さが課題。

一般分散液濃度0.4wt%に対し当社分散液濃度は1.0wt%であるため、重量単位あたり50~60%のコストカットが可能。

優れた保存安定性

分散液の安定性
時間の経過とともに分散性が低下し、増粘。

高濃度に分散しても時間経過による分散性の低下・増粘が起こらない、優れた保存安定性。
(NMP系ワニスで分散した場合、CNTの凝集がほどけず容易に沈降。)

例えば、こんな用途に使えます

EMIシールド

業界適用例
航空宇宙、自動車、電子機器
  • 人口衛星
  • 自動車
  • パソコン
  • スマートフォン
電磁波遮蔽能測定(KEC法)
電磁波遮蔽能例。CNTとして性能を良好に発現することを確認。

静電防止塗料

業界適用例
航空宇宙、自動車、電子部品、半導体
  • 人口衛星
  • 自動車
  • 半導体
CNT含有量と表面抵抗相関
CNT含有量が増えることで、材料の導電性が高まり、静電気を効果的に除去することを確認。

ポリイミドと分散させることによるメリット

ポリイミドだから、高い寸法安定性を得られます

高湿度環境がCNT膜に及ぼす影響について、CNT濃度20wt%のポリアミック酸分散液と、汎用樹脂CNT分散液を使用した場合で比較。
汎用樹脂分散液を使用したCNT膜は吸水や寸法変化が発生してしまうのに対し、ポリアミック酸分散液を使用したCNT膜は高湿度環境における変化が起こらず、高い寸法安定性を得られます。

CNT添加量 vs 弾性率
「高湿度環境における性能変化」をあらわした表

CNT高濃度分散液の詳細はお問い合わせください。

サンプル・データ提供、新規用途のご相談もお気軽に

よくあるご質問

  • 他にどんな用途につかえますか?

    以下の用途への使用が想定されます。

    • マグネットワイヤー用絶縁被覆材
    • フレキシブル回路基板材料
    • 耐熱性塗料
    • 分散剤
  • 加工方法を知りたいです。

    以下のような加工方法が想定されます。

    • スリットコート:ワニスをスリットから基材に流延
    • ディップコート:基材をワニスに浸漬し、付着したワニスをロールで絞る
    • スプレーコート:ワニスをスプレーにより素材に直接塗布し、密着させる
  • カーボンナノチューブ分散液を購入することは可能ですか?

    購入できます。お気軽にお問合せください。

    扱っている分散液

    1.0wt%単層カーボンナノチューブ分散液