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新パーパスを起点に「未来の循環する生活」を構想するプロジェクトが始動 〜CO₂資源化などみらい技術研究所の先端研究を応用して外部チームと共創〜
2025/06/26 その他UBE株式会社(社長:西田祐樹、本社:東京都港区、以下「UBE」)は、新パーパス「希望ある化学で、難題を打ち破る。」の価値を社会に伝えるための実験的共創プロジェクトを立ち上げました。UBE社員と外部のパートナーとで、さまざまな難題に挑んでいきます。第一弾は、未来に必要となる「新しい循環」を発明するというテーマに挑戦。未来の暮らしのあり方を構想しました。
背景と目的
新パーパス「希望ある化学で、難題を打ち破る。」は、化学のちからで、目の前に立ちはだかる困難を打破し、新たな希望を生み出すというUBEの企業活動の根本にある姿勢です。あらゆる産業・ものづくりの出発点である化学こそが、難題が待ち受けている未来を切り拓き、希望をもたらす存在である。そんなふうに、化学の持つ無限の可能性を知ってもらうことを目的にしています。
プロジェクト概要
過酷化する地球で暮らしつづけるため、未来に必要な新しい循環を構想できないか?という問いを出発点に立ち上がったのが、このTHE CIRCULAR CO₂NDOMINIUM:循環する共同生活空間です。UBEが研究を進めているCO₂資源化や細胞培養技術などの先端技術に、建築やプロダクトデザインに強みを持つデザインチームAATISMO(アアティズモ)の知見と想像力を掛け合わせ、約1年をかけて構想。大気中のCO₂を物質化して建材として活用するほか、細胞培養技術で変わる食や医療のあり方をデザインに落とし込み、これからの暮らしをプロトタイプにしました。
当社執行役員 研究開発本部長 吉田洋一より
この取り組みは、UBEが新たに掲げたパーパス「希望ある化学で、難題を打ち破る。」を絵に描いた餅で終わらせるのではなく、具現化する取り組みの一つです。この挑戦そのものの成功は、大きな技術課題と、未来の外部環境に大きく左右されますが、難関の最高峰への登頂チャレンジにも似て、複数の技術課題から構成された技術ハードルに対し、それを乗り越えようと努力することで、初めて、誰もが見たことのない景色に出会えるはずと信じています。私たちとの共創を通じて、技術の最高峰にチャレンジしてみませんか?
イメージおよびプロジェクトムービー
デザインイメージ
デザインパートナー AATISMO

AATISMO(アアティズモ)は建築家・デザイナーである海老塚啓太、工業デザイナーの中森大樹、建築家の桝永絵理子の3人によるデザインチーム。アートとテクノロジー、原初と未来、そして野生の思考と科学的思考の融合を図り、建築・デザイン・アートなど分野を横断した活動を通じて様々な物事の本質的価値を探求しています。
URL:https://aatismo.com/
さらなる共創に向けて
この大きな挑戦は、まだ始まったばかりです。複雑化する未来で待ち受けている難題を打ち破るには、異なる視点を持つパートナーとの共創が重要であるとUBEは考えています。私たちはこれからも、希望ある化学で未解決な未来に挑むべく、可能性のドアをノックしつづけます。
UBEのDX推進施策
UBEは、現中期経営計画の「基本方針と重点施策」の一つに、「DXの推進による企業価値の向上と顧客価値の創出」を掲げ、DX推進施策を進めています。本プロジェクトは、DX推進施策の10の領域の一つ Branding の一環として発足しました。
お問合せ先
UBE株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL:03-5419-6110 E-mail:contact_pr@ube.com