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リージョナルフィッシュ株式会社への第三者割当増資の引き受けによる出資について
2020/09/10 ニュースリリース宇部興産株式会社(本社:山口県宇部市、社長:泉原雅人、以下「宇部興産」)は、京都大学・近畿大学などの技術シーズをコアとして設立されたスタートアップであるリージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、社長:梅川忠典、以下「RF社」)の第三者割当増資の引き受けによる出資を決定しました。
RF社は、京都大学大学院農学研究科 木下政人助教および近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らの共同研究の成果を基に設立されたスタートアップです。オープンイノベーションを通じて、超高速の水産物の品種改良とスマート陸上養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムを作り、「世界のタンパク質不足の解消(SDGs 2番:飢餓をゼロに)」「日本の水産業再興および地域の産業創出(SDGs 8番:働きがいも経済成長も)」「海洋汚染の防止(SDGs 14番:海の豊かさを守ろう)」を目指しています。
宇部興産は、次世代水産養殖システムの構築を通じて持続可能な水産物供給方法の確立を目指すRF社の取り組みに賛同し出資を決定いたしました。新規事業創出の一環として、化学メーカーとして培った有機・無機・高分子の素材設計や合成技術、プロセス解析力を最大限に活用し、海洋汚染の防止につながる循環型陸上養殖向けのソリューションとして、生育環境の制御、廃棄物の削減・利活用、養殖水浄化の効率化などをRF社と共同で開発していきます。
宇部興産グループは、「UBEグループ環境ビジョン2050」を定め、自然と調和した企業活動の推進に取り組み、2050年までに温室効果ガス排出量の80%削減を目指しています。また、中期経営計画「Vision UBE 2025 ~Prime Phase~」の基本方針の1つとして「資源・エネルギー・地球環境問題への対応と貢献」を掲げ、さらなる温室効果ガス排出量の削減や、環境負荷低減に貢献する新たな技術・製品の創出と拡大に取り組んでまいります。
リージョナルフィッシュの概要
本店所在地 | 京都市左京区吉田本町36番地1京都大学国際科学イノベーション棟 |
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設立日 | 2019年4月10日 |
資本金 | 2億8,460万円 |
代表者 | 梅川 忠典 |
事業内容 | 水産物の品種改良とスマート陸上養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムの開発・販売 |
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